断水救援に4.8トン 国土建設がこばと学園へ

和歌山市手平の紀州国土建設(瀧敏秀代表取締役)は5日、和歌山市直川の児童養護施設・こばと学園(山本真紀園長)に計約4・8㌧の水を届けた。

同社は日頃から同学園の支援に取り組んでおり、今回の断水の影響を聞いた社員が軽トラックで4回に分けて水を運んだという。

同学園の生徒は、3歳から18歳の計45人。水は全て敷地内にある給水タンクに移し変え、その後生活用水として使用した。同学園の山本園長(54)は「用を足すたびに職員がバケツで流していたのですが、手間も時間もかかるし、年頃の子だと言いにくい場合もある。水を頂き、本当に助かりました」と感謝していた。