防災情報等発信 海南市がLINE登録呼び掛け
海南市はSNSを使った広報ツールとして、災害情報の発信や行政への簡単アクセスができる「海南公式LINE(ライン)」を開設。登録者を募集している。
ことし5月に運用を開始。若い世代から高齢世代まで約2300人が登録している。
LINEの友だち登録をすると、同市の最新のイベント情報や災害情報などが配信される。防災無線と連携しているため、警報が発令された場合、即時に情報が届く。
またトーク画面の下部に表示されるメニューアイコン(リッチメニュー)からは、ワンタッチで簡単に行政ページにアクセスできる。同市の「ホームページ」や「新型コロナウイルス関連情報」、「公共施設予約システム」「ゴミの出し方」「子育て支援情報」などに素早くたどり着くことができる。
その他にも、「広報かいなん」をウェブで見ることができ、地元店舗の商品などが当たるプレゼント企画もある。担当の企画財政課広報広聴係の山本泰之さん(31)は「友だち登録をして、気軽に情報を受け取ってもらえたら」とPR。今後はクーポンの配信なども企画している。友だち登録はQRコードを読み取るか、ID(@kainan_city)で検索し友だち追加。問い合わせは同係(℡073・483・8408)。