デッサンで自由に表現 ノビノスで作品展
海南モデルデッサン会(宗佐代代表)初の作品展が12月5日まで、和歌山県海南市日方の海南ノビノスで開かれている。
同市の洋画家故・浜田邦男氏の絵画教室の流れをくむ同会は、ことし新たに名称を「海南モデルデッサン会」とし、おおむね月1回、会員や希望者を対象に人物のデッサン会を同館で開いている。
今展では会員10人の人物画18点が並ぶ。クロッキー(素描)や水彩・油彩・アクリルで仕上げたもの、日本画の技法を用いたものなど個性ある力作がそろう。
洋画を始めて50年以上の森下澄子さん(83)は、ショールをまとった女性をデッサン。ショールの柔らかな流れを油彩で仕上げ、「エレガントな雰囲気が出るように描いた。デッサン画は白い紙に形がどんどんできていくのが楽しい」と笑顔。宗代表(71)は「それぞれが自由に表現を追求できる会。個性ある作品に仕上がった」と話していた。
午前9時から午後9時半(最終日は4時)まで。問い合わせは同館(℡073・483・8739)。