香芝が優勝 第12回新報杯ソフトボール大会

第12回わかやま新報杯ソフトボール大会(大会委員長=津村周本社代表取締役社長)は5日、和歌山市有本のせせらぎ運動公園で準決勝と決勝が行われ、香芝クラブ(奈良県)が和歌山レジェンド(和歌山市)を11―3で破り、初優勝を果たした。MVP(最優秀選手賞)には香芝の新田純也投手、敢闘選手賞にはレジェンドの小山剛史外野手が選ばれた。

【決勝】

和歌山レジェンド 0 2 1 0 0 0 0 3
香芝クラブ 1 1 5 0 3 1 11

 

【準決勝】

サンコー和歌山SC 1 0 0 1 1 0 0 3
和歌山レジェンド 0 0 2 1 2 1 6

 

香芝クラブ 0 0 2 0 1 4 7
和歌山バンデ 2 0 0 0 0 1 3

(6回時間切れ)

和歌山ソフトボール愛好会が主催。26チームが参加し、11月28日から熱戦を繰り広げてきた。

決勝の序盤は一進一退の攻防が続く展開となった。1回裏、香芝が犠飛で先制すると、2回表にレジェンドが小山選手の2点本塁打で逆転。2回裏、香芝が1点を返し同点とすると、3回表にはレジェンドが1点を奪い、再び勝ち越した。

試合が大きく動いたのは3回裏。香芝は相手の失策で1死1塁とした後、3塁打2本を含む適時打4本を放つ打者一巡の猛攻で一挙5点を奪い、5、6回にも追加点を重ねた。

レジェンドは、香芝2人目の新田投手の好投や好守にはばまれ、4回以降は得点できなかったが、7回表には2死1・3塁の好機をつくるなど、最後まで粘りを見せた。

香芝の永井篤監督は「毎年和歌山に来て、良い経験をさせてもらっている。ことしは全国大会でベスト16になり、最後の大会も優勝で飾れて良い年になった」と話していた。

初優勝を果たした香芝クラブ

初優勝を果たした香芝クラブ