モノづくりのヒント 金谷勉氏が講演

わかやま産業振興財団は1月14日午後4時から、ダイワロイネットホテル和歌山(和歌山市七番丁)で「第173回テクノサロン」を開く。

同財団は2カ月に1度、会員企業などを対象にした講演会や交流会を行う「テクノサロン」を開催しており、今回は会員企業以外の人への周知を目的に一般公開を決めた。

173回目となる今回の講師は、㈲セメントプロデュースデザインの代表取締役社長でクリエイティブディレクターの金谷勉氏。大阪、京都、東京を拠点に企業のグラフィックデザインやプロモーション、商品開発のプロデュースに携わるなど、デザイン戦略を基盤として活動する一方、経営不振にあえぐ町工場や工房の立て直しに取り組む活動がメディアに取り上げられるなど、注目されている。

金谷氏は当日、「発想の転換を生むモノづくり~製造業の価値創造のためのヒント~」をテーマに、どのようにアイデアや発想を広げて商品開発をしたのか、今後の地方企業におけるデザイン活用など、これまでプロデュースしてきた実例を交えながら講演する。

金谷氏の講演後は、和歌山工業高等専門学校の生物応用化学科の綱島克彦教授による研究発表や、名刺交換会もある。

参加費5000円(会員企業は1人目無料、2人目以降3000円)。先着50人。専用フォーム(https://forms.office.com/r/rJ3dJPF2cX)から申し込む。締め切りは24日。

問い合わせは同財団の三田さん(℡073・432・5122)。

金谷勉氏(わかやま産業振興財団提供)

金谷勉氏(わかやま産業振興財団提供)