新たに232人が感染 クラスターも3件認定

和歌山県は20日、新たに幼児から90代までの232人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。一日当たりの新規感染者数が200人を超えるのは2日連続。

また、新たにクラスター(感染者集団)3件を認定。県内の感染者は累計6927人、65人が退院し入院患者は515人(うち重症者は6人)、病床使用率は83・1%となっている。

保健所管内別の内訳は和歌山市153人、岩出21人、湯浅17人、橋本12人、田辺9人、海南7人、新宮6人、御坊5人、県外在住が2人。

新規のクラスターは田辺保健所管内で活動する少年野球チーム「和歌山田辺ボーイズ」で小学生1人と中学生6人の計7人が感染した。

橋本市高野口町の「香久の実保育園」では園児3人と職員2人の計5人、和歌山市土佐町の「ニチイキッズ土佐町公園保育園」では園児1人と職員4人の計5人の感染が確認された。

県福祉保健部の野㞍孝子技監は「非常に強い危機感。医療機関への影響が危惧される。命を守る行動を取ってほしい」と呼び掛けた。