ファンフェスを生配信 アルテリーヴォ

関西サッカーリーグ1部所属のアルテリーヴォ和歌山は12日、和歌山市毛見の和歌山マリーナシティでキックオフイベントを開き、インスタグラムで生配信した。

「オンラインKICKOFF Fes@フェスタルーチェ」と題して開催。同所で14日まで開かれた光の祭典「フェスタ・ルーチェ」とアルテリーヴォ和歌山のコラボ企画として作られたサッカーボールの贈呈式もあり、フェスタ・ルーチェ実行委員会の古澤良祐会長がボールを贈った。コラボボールは、来場した学生と子どもたちにプレゼントする予定だったが、新型コロナウイルス感染拡大予防のため中止となり、県内の児童養護施設の子どもたちに届けられることになった。

2022年シーズンに新加入した7選手の紹介では、このうち4選手がインタビューに答えた。DFの山田大地選手(27)は「センターバックでゴールをしっかり守ります」、MFの竜田柊士(しゅうと)選手(23)は「長所のドリブルを生かして、ことしは10ゴール10アシストをあげたい」と意気込んだ。串本町出身のFW/DFの小久保裕也選手(25)は「自分がいればチームが崩れないという思いで黒子に徹する」、MFの田口遼選手(27)は「MVPをつかみ取る」と抱負を述べた。

今シーズンに向けて、2年連続の主将就任となった大北啓介選手(31)は「1年間しっかり戦い抜くチームの雰囲気をつくりたい」と話した。

昨年12月に就任した海津英志監督は和歌山の印象を「気候が暖かい。とても住みやすいまち」と話し、チームについては「JFLに昇格できるだけの戦力が整った。トータルフットボールを目指して、どこでもチャンスをつくれるチームにしたい」と意気込んだ。

また、新ユニフォームとユニフォームスポンサーを発表。

イベントの様子はユー・チューブのアルテリーヴォ和歌山公式チャンネルで見られる。

古澤会長(前列左から4人目)とコラボボールを受け取った選手たち

古澤会長(前列左から4人目)とコラボボールを受け取った選手たち