紀南の山本氏に迫る 地方史研究会シンポ
和歌山地方史研究会は3月12日午後1時から、上富田町朝来の上富田文化会館で公開シンポジウム「紀南の雄・山本氏の本拠に迫る」を開く。
上富田教育委員会が主催。県立博物館の坂本亮太さんが「中世の山本氏とその足跡」をテーマに、山本氏の居城であった龍松山城・坂本付城跡の発掘調査をもとに本拠の様相に迫る。
他にも、新谷和之さん(近畿大学)が「幻の館・坂本付城の構造」、白石博則さん(和歌山城郭調査研究会)が「龍松山城と周辺の山城」、川崎雅史さん(県文化財センター)が「考古学からみた山本氏関連城館群」を演題に話す。
県立紀伊風土記の丘の田中元浩さんをコーディネーターにパネルディスカッションもある。
参加無料。定員300人。申し込みは、同会への電話またはインターネットフォーム(℡0739・47・5930、https://logoform.jp/form/yfVS/69224)で受け付けており、定員になり次第終了する。
当日は、ユー・チューブでもライブ配信(https://youtu.be/GZCpySEvme4)の視聴可能。