堀から桜を楽しもう お城で遊覧船運行
和歌山市では桜の開花宣言が出され、いよいよ春本番。花見シーズンに合わせて、桜の名所である和歌山城を舟から楽しめる遊覧船が2年ぶりに運行している。いつもと違う目線でお花見を楽しむ、ちょっと特別なプランはいかがですか?
世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」に含まれる熊野川で実際に使用されている手作りの木舟に乗り、船頭のガイドとともに御橋廊下や天守閣などを眺めることができ、城内の堀を約20分かけてのんびり周遊することができる。
普段見慣れている和歌山城を水上から見上げる新鮮さが好評で、御橋廊下と天守閣を一度に眺める絶景ポイントや、西之丸庭園の美しさを水上から楽しめるのは格別だという。
遊覧船を運行する船頭の岸真樹さんは「四季折々の和歌山城の風景の移り変わりをガイドとともに楽しんでもらえたら」と話している。
乗り場は和歌山城の北東にある、一の橋から南に約80㍍の所。東堀から岡口門、一の橋と通り御橋廊下、紅葉渓庭園を巡る。
4月10日までの花見期間中(開花状況により異なる)は大人1000円、小学生まで500円、乳幼児無料(2人目からは子ども料金)。
通常運行は梅雨時期までと、10月上旬から紅葉期間まで乗船できる。大人700円、小学生まで300円、乳幼児無料(2人目からは子ども料金)、定員は各期間6人。午前10時~午後4時。
問い合わせは岸さん(℡073・456・6606)。