青色の城と桜が共演 世界自閉症啓発デー
「世界自閉症啓発デー」の2日夜、和歌山市のシンボルである和歌山城がブルーにライトアップされた。周辺には桜が咲き誇り、青白く浮かび上がる城郭と、周辺に点在する淡いピンクが幻想的な雰囲気を漂わせていた。
啓発デーは自閉症についての理解や啓発促進のために国連が定めており、「希望」と「癒やし」を表すブルーはテーマカラーになっている。ライトアップは世界各地の名所や旧跡などで実施されている。
城の北側にある和歌山城ホールの屋上は城郭を一望できる人気スポット。この日、家族で訪れた宮小学校2年の畑中耕太朗君(7)は「青は好きな色だからきれいだった。今度はゴールドに光るお城を見てみたい」と笑顔だった。