清水達三さんの画塾生 城ホールで日本画展
和歌山市の日本画家で、昨年12月に85歳で亡くなった清水達三さんの画塾生6人による「碧の会 日本画展」が29日から5月3日まで、和歌山市七番丁の和歌山城ホール1階展示室で開かれる。
清水さんは日本芸術院会員で日本美術院理事、同人を務めた日本画の大家。同会は清水さんが2010年、院展に出品する人に向けた画塾。清水さんの遺志を受け継ぎ、今回初めて作品展を開く。
今展では、第72回春の院展に出品した清水さんの「有田川」を含む画塾生の小品から120号以上の院展研究作品まで57点が並ぶ。
同会の角野千佳子さん(60)は「院展出品に向けてチャレンジしてきた会。作品に込めた思いを感じてもらえれば」と話している。
30日と5月1日(午前11時~正午、午後2時~3時)に無料の日本画体験ワークショップを開催。中学生から参加でき、定員は各回先着6人。当日会場で受け付ける。
午前10時~午後5時。問い合わせは同会(℡090・9540・7435)。
出品者は次の皆さん。
赤田友美▽岩本京子▽小野千寿子▽角野千佳子▽中村治▽宮田有子