感染減少続き102人 病床使用率20%下回る
和歌山県は5月31日、県内で新たに102人が新型コロナウイルスに感染し、前週の同じ火曜より94人減少したと発表した。直近1週間の人口10万人当たりの新規感染者数は、県全体が前日比10・1人減の99・2人で、1月17日以来134日ぶりに100人を下回り、減少傾向が顕著となっている。新規クラスター(感染者集団)の認定は2件だった。
102人の保健所管内別内訳は、和歌山市57人、海南3人、岩出19人、橋本9人、湯浅5人、御坊0人、田辺6人、新宮2人、県外1人。
379例目のクラスターは和歌山市の専門学校で、同学年の学生5人が感染。380例目は田辺管内の小学校で、同じクラスの児童7人の陽性が確認された。
県内の感染者は累計4万2117人。入院者数は107人、重症者は県基準で6人、国基準の該当者はなく、肺炎患者は10人。病床使用率は17・4%で、3月24日以来68日ぶりに20%を下回り、待機者は778人。