地域に根ざした防犯活動 20人と4団体表彰
多年にわたり防犯活動に尽力し、犯罪抑止に功労があった個人や団体をたたえる本年度の「防犯功労者・団体表彰式」が2日、和歌山市の県民文化会館で行われ、県警の遠藤剛本部長が20人と4団体を表彰した。
公益財団法人県防犯協議会連合会が主催。本年度は近畿管区警察局と近畿防犯協会連絡協議会が4人と1団体、県防犯協議会連合会と県警本部が16人と3団体を表彰。新型コロナウイルス感染症予防のため、昨年度までの2年間中止していた表彰式が3年ぶりに行われた。
式で同連合会の田谷節朗会長は「安全で安心できるまちづくりの事業を進めていくには、今後も地域に根差した皆さんのご支援が必要」、遠藤本部長は「安全で安心な和歌山を実現するためには、県民一人ひとりが防犯意識を高め、積極的に防犯活動に参加していくといった地域の絆が重要」と伝え、引き続きの協力を呼び掛けた。
同市野崎地区地域安全推進員会の上高敦子会長は、長年にわたり防犯全般における街頭啓発活動にまい進。「コロナ禍でここ2年ほど何もできていないので、ことしは2倍、3倍という気持ちで地域のために活動していきたい」と意気込みを新たにしていた。
表彰を受けたのは次の皆さん。
【近畿管区警察局長・近畿防犯協会連絡協議会会長連名表彰】〈防犯功労者〉堀田治雄(かつらぎ町)▽坂上治(和歌山市)▽上高敦子(同)▽遅越達也(新宮市)〈防犯功労団体〉ゆうかりパトロール(串本町、串橋達裕代表)
【県警本部長・県防犯協議会連合会会長連名表彰】〈防犯功労者〉仲谷貞次(橋本市)▽田中美知子(同)▽青柳守哉(紀の川市)▽澤田秀子(岩出市)▽木野利屯(和歌山市)▽島田佳子(同)▽佐竹睦美(同)▽楠見皓生(同)▽柳瀨喜生(紀美野町)▽伊藤嘉史(有田市)▽中尾友明(同)▽樫永崇至(広川町)▽金﨑昭仁(日高町)▽岡本勝視(田辺市)▽髙田賢治(白浜町)▽濱口太史(新宮市)〈防犯功労団体〉新坂地域安全見守り隊(岩出市、岡元清彦代表)▽宮前地区安全パトロール隊(和歌山市、中嶋耕治代表)▽名草子ども見守り隊(同、松井道夫代表)