橋爪さんの漆作品展 エムズギャラリーで

和歌山県海南市黒江の漆工芸作家・橋爪玲子さんの作品展「URUSHI WORKS 2022‐turquoise-」が7日から11日まで、和歌山市十二番丁のMsギャラリー12番丁で開かれる。

橋爪さんは130年以上続く漆師の5代目。1997年から漆工芸の制作を始め、さまざまな蒔絵(まきえ)や螺鈿(らでん)の技法を使って、柄や色使いなどを現代風にアレンジした作品を作り続けている。

今展のテーマは、ターコイズの色漆。ターコイズを地色に使った作品をはじめ、黒漆にターコイズの漆絵を描いたものや、あこや貝の螺鈿の青みと合わせた作品などを展示する。ペンダントやイヤリングなどのアクセサリーの他、茶道具の棗(なつめ)や茶杓、香合、扇子など約120点が並ぶ。

午前11時から午後7時(最終日は5時)まで。

問い合わせは同ギャラリー(℡073・431・8255)。

 

ターコイズの色漆を基調にした橋爪さんの作品