第7波の感染拡大続く 週末は2000人超

和歌山県が23、24日の週末に発表した新型コロナウイルスの新規感染者は2075人で、前週の同じ土・日曜に比べ640人増加した。新たなクラスター(感染者集団)の認定は1件にとどまったが、第7波の感染拡大が続いている。

23日の新規感染者841人の保健所管内別内訳は、和歌山市398人、海南70人、岩出72人、橋本74人、湯浅48人、御坊38人、田辺88人、新宮46人、県外7人。

24日の新規感染者1234人の保健所管内別内訳は、和歌山市794人、海南73人、岩出66人、橋本51人、湯浅74人、御坊46人、田辺86人、新宮44人。

新規クラスターは、湯浅管内の通所介護事業所で7人が感染した。

直近1週間の人口10万人当たりの新規感染者数は、24日時点の県全体が前日比47・9人増の674・3人で、過去最多を更新した。

県内の感染者は累計5万7995人。入院者数は348人、重症者は県基準で23人、国基準の該当者はなく、肺炎患者は44人。病床使用率は65・8%、自宅やホテルでの療養者は5336人。