星林、和商が3回戦へ 県下高校野球新人戦

和歌山県下高校野球新人戦が25日、和歌山市毛見の県営紀三井寺公園野球場で2回戦2試合が行われ、第1試合では、星林が笠田に9―3で逆転勝ち。第2試合では、和歌山商が紀北農芸に16―0で5回コールド勝ちした。

第1試合では、星林が1回に2点の先制を許し、3回にも1点を追加され、序盤から3点を追い掛ける展開となった。

その裏、星林が重盗で1点を返すと、4回には、無死1、2塁の好機をつくり、7番川邉の適時二塁打で同点に追い付いた。

6回には、下位打線から上位打線がつながり、一挙に6得点。

投げては、先発の溝根が147球7被安打完投でチームを3回戦へ導いた。

第2試合の和歌山商は、1回に二死3塁から4番奥村の中前適時打で1点を先制。2回にも二死満塁とすると中軸の連続安打などで6点を追加。3回も和歌山商の猛攻が止まらず4点、4回にも5点を挙げ、大量16得点で大勝した。

星林と和歌山商はそれぞれ3回戦進出を決めたが、守備や走塁でミスが目立ち、課題が残る結果となった。

試合結果は次の通り。

【25日】

◇2回戦
《第1試合》

第1試合で完投した星林の溝根

 

笠田 2 0 1 0 0 0 0 0 0 3
星林 0 0 1 2 0 6 0 0 × 9

〔笠〕堀、丸山―石本〔星〕溝根―矢代▽三塁打=山﨑(星)▽二塁打=福永(笠)、川邉、石井(星)

 


 

《第2試合》

第2試合で1回、先制点を放った4番奥村(和歌山商)

 

紀北農芸 0 0 0 0 0 0
和歌山商 1 6 4 5 × 16

(5回コールド)
〔紀〕新立、有本、新立―木元〔和〕礒野、木村―浦野▽三塁打=竹中2(和)