新規感染減少続く 週末1767人クラスター4件
和歌山県が3、4日の週末に発表した新型コロナウイルスの新規感染者は1767人(うち見なし陽性72人)で、前週の同じ土・日曜に比べ999人減り、減少傾向が続いている。新たなクラスター(感染者集団)の認定は4件だった。
3日の新規感染者954人(うち見なし陽性52人)の保健所管内別内訳は、和歌山市429人、海南30人、岩出108人、橋本77人、湯浅53人、御坊44人、田辺145人、新宮68人。
4日の新規感染者813人(同20人)の保健所管内別内訳は、和歌山市412人、海南34人、岩出98人、橋本49人、湯浅37人、御坊39人、田辺102人、新宮42人。
新規クラスターの場所と感染者数は、636例目が岩出管内の通所介護事業所で9人、637例目も岩出管内の通所介護事業所で8人、638例目は和歌山市の高校で8人、639例目は田辺管内の高校で11人だった。
直近1週間の人口10万人当たりの新規感染者数は、4日時点の県全体が前日比62・1人減の773・8人で、11日連続で減少した。
県内の感染者は累計11万9868人。入院者数は284人、重症者は県基準で59人、国基準の該当者は7人、肺炎患者は80人。病床使用率は52・1%。自宅やホテルでの療養者は6984人となっている。