お客さま第一へ　紀陽銀行松江支店が新築移転

㈱紀陽銀行松江支店（和歌山市松江北）の店舗老朽化に伴い、同敷地内の駐車場に建設していた店舗が完成し、５日オープンした。

オープニングセレモニーには原口裕之取締役頭取、木原光博松江支店長、安村直浩東和歌山連合店・東和歌山支店統括支店長が出席し、テープカットで祝った。

木原支店長は「ＩＴの発達によって支店の役割が資金運用、ローン、相続などの相談をフェイストゥフェイスで行うコンサルティングの位置付けに変わりつつある。その中でどういうお手伝いができるか、お客さまファーストで一丸となって取り組みたい」と話した。

リニューアルした店舗は、相談などを行うローカウンターを１台増設、ＡＴＭを２台増設した他、待合いスペースが広くなった。

新築の支店を訪れた松並公代さん（７０）は「すごくきれいになってびっくり」と驚きの表情。

今後旧店舗はお客さま専用駐車場として整備し、来年３月完成を予定している。

経営統合に伴い、同日からスーパーエバグリーン古屋店（同市古屋）にサービスステーションを新設。来年３月には延時支店と西脇支店が松江支店に移転統合する。

荒井和宏広報・ＩＲ室長は「松江支店は昭和３９年に開店した歴史ある店舗。これからも松江地区の皆さんと一緒に活気あるまちにしていきたい」と話した。

テープカットをする木原松江支店長㊨、原口取締役頭取㊥、安村統括支店長㊧