米300キロ贈る JA紀の里が高齢者施設に
和歌山県紀の川市豊田のJA紀の里のファーマーズマーケットめっけもん広場は26日、同市桃山町最上の特別養護老人ホーム「ヴィラももの里」に米300㌔と柿15個を贈った。
同日、めっけもん広場で贈呈が行われ、山田秀樹店長(49)から同施設の上住道宣理事長(73)に米1俵などを手渡した。贈呈品は、同施設を運営する社会福祉法人渉久会の各グループホーム12カ所(160人)にも送られる。
めっけもん広場は、15年前から同市、岩出市内の学校、養護施設や高齢者施設などに食材を卸し、配送も行っている。旬の野菜が多く採れたときは各施設に贈呈するのが恒例となっている。
普段から同施設に食材を配送しているという山田店長は、「高齢の方には地元のおいしい食材を食べて長生きしてほしい」と笑顔。
上住理事長は「広場の食材を仕入れるようになってからは、利用者の食欲も旺盛になった」と喜んでいた。