物価高騰対策など 県議会補正予算案

和歌山県は22日、総額387億2941万円を増額する2022年度一般会計補正予算案を発表した。物価高騰対策としての事業者支援、国庫補助による防災・減災事業などを盛り込んでいる。補正後の一般会計は6603億9406万円。29日開会の県議会12月定例会に提出する。

補正予算案の主な事業は、交通事業者への物価高騰分の支援に8837万円、新分野への参入や業態転換などを行う事業者に対する「事業再構築チャレンジ補助金」に12億円、妊娠期から出産、子育てまでの一貫した相談支援の充実や経済的支援の一体的実施に6億3483万円などを計上。国庫補助による公共事業は、県土整備部関係が19事業で323億6405万円、農林水産部関係が12事業で23億30万円となっている。

12月定例会への提出予定案件は、予算関係を含む議案28件、委任専決報告12件。会期は11月29日開会、12月15日閉会の17日間。6~9日に一般質問、12、13日に常任委員会を予定している。