「和歌山県、ブラボー」 仁坂知事が退庁

4期16年の任期を終えた仁坂吉伸知事(72)は16日午後、和歌山県庁正面玄関前広場で退庁式に臨んだ。見送りに集まった県職員や県議ら約500人に「和歌山県、ブラボー!」と最後のあいさつをし、拍手に包まれながら県庁を後にした。

退庁式では、下宏副知事が「県勢発展のために大変な努力をされ、明確な目的を持った政策体系を整備された。心から敬意と感謝を申し上げます」と送る言葉を述べ、職員の代表が仁坂知事に花束を手渡した。

会場には「ありがとう仁坂吉伸知事」と横断幕を掲げる県民の姿もあった。

仁坂知事は「和歌山県は永遠であり、県政は永遠であります。皆さんこそ、和歌山県、県政の発展を一人ひとり担ってくれることを心から期待したいと思います」とあいさつし、大きな拍手に手を振って応えていた。

職員から花束を受け取る仁坂知事㊧

職員から花束を受け取る仁坂知事㊧