楽しみいっぱい冬休み 県内公立学校で終業式
和歌山県内の3学期制の公立学校で23日、2学期の終業式が行われた。和歌山市立伏虎義務教育学校(同市鷺ノ森南ノ丁)では、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、各教室で画面越しにオンライン終業式を実施。
児童らはスクリーン越しに姿勢を正し、校歌を静かに聞いた後、古田清和校長の話に聞き入った。古田校長は運動会や学習発表会など今学期の行事を振り返り、「みんなの頑張りに感動した」とたたえ、「2学期に経験した一生懸命頑張る姿を忘れずに過ごして」と伝えた。
また、冬休みの過ごし方の注意点を話した後、「1月6日に元気な顔を見せてください」と笑顔で呼び掛けた。
終業式後、2年3組では藤原美幸教諭が児童ら一人ひとりに「よく頑張りました」と声を掛けながら、通知表を手渡した。石場春妃(はるき)さん(8)は「冬休みは縄跳びをいっぱいしたい」とにっこり。「クリスマスにサンタさん来るかな」と心待ちにしていた。
この日の朝、グラウンドに積もった雪で雪合戦をしたという瀬田佳紀さん(8)は「冬休みにまた雪が積もったら、次は雪だるまを作りたい」と元気に話した。