商売繁盛ことしこそ 十日戎へ縁起物準備
商売繁盛や家内安全を祈願する「十日戎(えびす)」(9~11日)を前に、和歌山市吉田の東の宮恵美須神社では7日朝から設営準備が進められている。
「えべっさん」として親しまれる新年行事。9日に宵戎、10日に本戎、11日に残り福と3日間にわたり行われる。
同神社代表役員の中野孝司さん(72)によると、笹飾りを6000本、宝船や招福俵、熊手などは1万6000個用意。ホームページでも販売しており、好調な売れ行きという。ことしは社務所、吉兆殿の修復完了を記念し、福引の商品がロボット掃除機やコードレスクリーナーと豪華になり、当たり本数も多くなっているという。
中野さんは「コロナでここ数年大変でしたが、ことしは経済活動を元に戻し、ウイズコロナで頑張っていきましょう。例年の倍となる17人の福娘がお待ちしています。良い福を持って帰ってください」と呼び掛けている。