一層魅力発信を フルーツ大使の楠見薫さん
和歌山県紀の川市の魅力を発信する「フルーツ大使」を務める同市出身の女優、楠見薫さん(55)が3日、市役所に岸本建市長を訪問。「ホームページの作成や写真の加工が得意なので、これからも紀の川市の魅力が伝わるような情報を発信していきたい」と抱負を述べた。
楠見さんは旧那賀町出身。NHKの連続テレビ小説「おちょやん」「あさが来た」に出演するなど、ドラマや舞台、CMなど多方面で活躍している。
昨年4月28日に2代目フルーツ大使に就任。SNSを通じて市の魅力を発信してきた。
2カ月に1度のペースで大阪から帰省しているといい、祖母が農家ということもあり、親族からイチジクやハッサク、ポンカン、桃、キウイが届くなど、幼い頃から地元の果物を口にする機会が多かったという。
この日、市役所で、フルーツキャラクター紀の川ぷるぷる娘「いちごっぷる」と「さくぷる」の出迎えを受けた楠見さんは「もし可能であれば、今後イベントに参加したいし、紀の川のフルーツの良さやロケーションの美しさを知ってもらうようPRしたい」と話した。楠見さんの弟と同級生で当時から親交があったという岸本市長は、「地元の良さをよく分かっているし、発信には一番説得力がある。ありがたい」と期待を寄せた。
この日は、青洲の里や山﨑邸など市内の観光地を巡った。