選手と一緒に健康増進 Jリーグウォーキング
地域の人の健康づくりを応援する「明治安田生命Jリーグウォーキング in WAKAYAMA」が18日、和歌山市の和歌山城で開かれた。明治安田生命保険相互会社和歌山支社(松尾洋支社長)が主催し、元Jリーガーらも参加。家族連れら約1000人が、同支社とクラブスポンサー契約を結ぶアルテリーヴォ和歌山の選手と城周辺の約2㌔を歩き、爽やかに汗を流した。
県内では2回目の開催。同社が取り組む「みんなの健活プロジェクト」の一環で、JリーグやJクラブの選手らと連携し、地域の人が選手と楽しみながら歩くことで、健康増進を図ろうと開いている。
ことしはJリーグ発足から30周年という節目でもあり、出発に先立って岸本周平知事は「私も、アルテリーヴォ和歌山の選手の皆さまと和歌山城周辺を歩きます。アルテリーヴォの一日も早いJFL昇格を心から願っています」、尾花正啓市長は「和歌山の歴史、文化も感じながらながらウォーキングを楽しんでほしい」とあいさつ。
同社の永島英器取締役代表執行役社長は「地元のチームが出世していく物語みたいなものが素敵だと思う。アルテリーヴォもこれからもっと強くなってまちを活気づけてほしい」と呼び掛けた。
午前10時ごろ、参加者らは砂の丸広場を出発。スタート地点では、元日本代表の永島昭浩さんと福田正博さん、ゴール地点では元代表の武田修宏さんと元Jリーガーの中西哲生さんがグータッチで参加者を迎えた。
参加した和歌山市の女性(35)は、「憧れの選手と運動できて、いい思い出になった。これをきっかけに普段の生活でも歩くことを意識したいです」と話した。
また、西の丸広場では、県内9カ所の道の駅や県産品を扱うアンテナショップによる物産展を開催。災害時にも役立つEV車(電気自動車)の展示があり、子どもたちを中心ににぎわった。