合格の春目指して 公立高校の入試始まる

和歌山県内公立高校の2023年度入学試験が9日、全日制30校4分校63学科、定時制8校11学科で一斉に始まり、この日は学力検査を実施。午前に国語、社会、数学、午後から理科と外国語(英語)の試験が行われた。

和歌山市西浜の県立星林高校(出願倍率普通科0・99倍、国際交流科1・03倍)では、9教室に分かれて317人(うち国際交流科41人)が入試に臨み、濃厚接触者に該当する生徒は別室で受験した。

受験生は机の上に受験票と筆記用具を用意し、注意事項のアナウンスを聞いた後、問題と解答用紙の配布を待った。

同校では、各教室の出入り口にアルコール消毒液を設置し、トイレ前にソーシャルディスタンスを促す目印を付けるなど、新型コロナウイルス感染症対策を徹底。受験生には常時マスクの着用や、昼食は自席で取ることなどを求めた。

学力検査に続いて、10日には面接・実技検査などがあり、合格発表は17日午前10時に各校に掲示する他、11時に県教委の専用ホームページに掲載する。追募集の試験は28日、合格発表は30日に行われる。

 

問題と解答用紙の配布を待つ受験生