和歌山市で桜開花 平年、昨年より4日早く
和歌山地方気象台は20日、和歌山市で桜が開花したと発表した。平年、昨年より4日早かった。
紀三井寺の境内にある標本木の花が5、6輪咲くと開花が宣言される。同日の市内は正午時点で16・4度の陽気。ピンクの花が参拝者の目を楽しませていた。
大学に合格し、4月から進学するという横浜市の大浦暖人さん(17)は「二つの春が来た」と喜び、叔母の田中美也子さん(44)は「青空の下、皆で桜の開花に立ち会えて幸せ」と話していた。
桜は今後、1週間から10日程度で満開を迎える。