和歌山フラメンコ協会 和市文化奨励賞祝賀

2022年度の和歌山市文化奨励賞に選ばれた和歌山フラメンコ協会(森久美子会長)の受賞記念祝賀会が26日、同市のホテルアバローム紀の国で開かれ、約100人が協会の一層の発展を願い、祝福した。

同協会は森会長が中心となり、2001年に設立。毎年、和歌山マリーナシティ内ポルトヨーロッパで本場スペインで春にあるフラメンコの祭典を再現した「フェリア・デ・セビジャーナス」を開催する他、和歌山の偉人や伝説を題材に和楽器などを取り入れ、スペインと日本の文化を融合させた舞台芸術を県内外で発表。和歌山の文化振興にも寄与している。

祝賀会で森会長は、顧問や役員、会員ら周囲の支えに感謝し「『大好きなフラメンコを通して、和歌山をもっと元気にしたい』と協会を発足しました。命の続く限り、和歌山フラメンコ協会をもっと盛り上げていきたい」とあいさつ。

来賓の尾花正啓市長は「森会長は個人でも市の文化功労賞を受けられ、和歌山の歴史や文化を取り入れるなど、和と洋を融合した新しいフラメンコに挑戦され素晴らしい。これからも和歌山のフラメンコを広め、継承していただきたい」と祝辞した。

ステージでは、森久美子フラメンコ舞踊団が慶びの舞を披露。出席者は食事を楽しみながら、和歌山フラメンコ協会のメンバーによる情熱的で心揺さぶる華やかなステージを楽しんだ。

感謝の思いを伝える森会長

感謝の思いを伝える森会長

 

森久美子フラメンコ舞踊団による迫力のステージも

森久美子フラメンコ舞踊団による迫力のステージも