新入生にワッペン 保険会社らが寄贈
みずほフィナンシャルグループ、損害保険ジャパン、明治安田生命保険、第一生命保険が、この春、和歌山市内の小学校へ入学する新1年生約2700人に、交通事故防止を啓発する「黄色いワッペン」を贈った。
子どもが交通安全の意識を高めるとともに、保護者やドライバーに注意喚起しようと4社が全国で実施している事業。1965年に始まり、59回目。
コロナ禍で4年ぶりの贈呈式が27日、和歌山市役所で行われ、新1年生を代表して市立楠見東小学校新1年生の松本幸大ちゃん(6)と山本陽加里(ひかり)ちゃん(6)が出席した。
式では㈱みずほ銀行和歌山支店の松本真治支店長が2人に「ワッペンを必ず付けて、元気に学校に通ってください」と伝え、明治安田生命保険相互会社和歌山支社の大谷力哉顧問から尾花正啓市長に目録が贈られた。
尾花市長は児童らの安全を願う継続的な同事業に感謝し、「ワッペンを付けることで子どもたちの意識が高まり、ドライバーにも気を付けていただければ」とあいさつ。
松本支店長と大谷顧問が幸大ちゃんと陽加里ちゃんにワッペンを付け、損害保険ジャパン㈱和歌山支店の針山秀樹支店長と第一生命保険㈱和歌山支社の岡崎誠支社長、尾花市長が2人に記念品を手渡した。
幸大ちゃんは「早く(小学校に)行きたい。理科室ですごいものを作りたい」とにっこり。陽加里ちゃんも「いろんな友達をつくりたい。楽しみ」とピカピカの1年生になるのを心待ちにしていた。