台湾の姉妹クラブと交流 和歌山南RC

和歌山市の和歌山南ロータリークラブ(RC、中村和子会長)は、同市を訪れた姉妹クラブである台湾の岡山(ガンシャン)ロータリークラブの歓迎式典を、同市のダイワロイネットホテル和歌山で行った。

両クラブが姉妹締結して46年。これまでお互いの国を行き来するなど交流を図ってきたが、新型コロナの影響で渡航できなくなり、約5年ぶりの再会となった。

台湾からは31人が来和。会では中村会長と呉俊宏会長が、姉妹提携継続の調印を交わし、鏡開きを行った。呉会長は、和歌山南RCで初の女性会長となった中村会長に「わがクラブも昨年初めて女性が会長を務めた。両クラブにとって大変意義深い。個々の友情が末永く続くことを願っている」とあいさつ。

中村会長は「地球上の命あるものが一日も早く心穏やかな日常に戻れるよう、両クラブで共に祈りたい」と話した。

台湾のメンバーに平和への願いを書いてもらい、同市和歌浦中の玉津島神社で祈祷(きとう)するという。

中村会長は「ことしの活動テーマは、日本遺産で絶景の宝庫和歌の浦をもう一度味わうこと。秋には和歌浦をイメージして作ったダンスをするイベントなどを行い、和歌浦の魅力を発信していきたい」と意気込みを語った。

 

健康と幸福を願った鏡開き