海南の新1年生に 黄色いワッペン贈呈

みずほフィナンシャルグループ、損害保険ジャパン、明治安田生命保険、第一生命保険の4社は3月29日、この春、和歌山県海南市内の小学校に入学する新1年生約300人に、交通事故防止を啓発する「交通事故傷害保険付黄色いワッペン」を贈った。

子どもの交通安全の意識を高めるとともに、保護者やドライバーらに広く注意喚起しようと4社が全国で実施している事業。1965年に始まり、ことしで59回目。

コロナ禍で3年ぶりの贈呈式が、海南市の複合施設海南ノビノスで行われ、新1年生を代表して市立亀川小学校新1年生の石橋芽依ちゃん(6)と堀江鈴乃ちゃん(6)が出席した。

式では第一生命保険㈱和歌山支社の岡崎誠支社長と、㈱みずほ銀行和歌山支店の松本真治支店長が2人にワッペンを付け、松本支店長から海南市教育委員会の西原孝幸教育長に目録が贈られた。

損害保険ジャパン㈱和歌山支店の針山秀樹支店長があいさつ。明治安田生命保険相互会社海南営業所の栗栖和見所長は「新しいお友達をたくさんつくってお勉強頑張ってね」と、新1年生の2人に記念品を贈った。

西原教育長は「子どもたちのいざというときを補償していただく保険制度は、学校、保護者もありがたく思っています」と感謝を述べ、新1年生に「学校はみんなで勉強する楽しいところ。ワクワクして心配もしているだろうけど楽しみにしていてください」と声を掛けた。

芽依ちゃんは「学校まで信号のある道路を渡るから緊張しているけど、近所のお兄ちゃんと行けるのが楽しみ」とにっこり。鈴乃ちゃんも「(小学校に行くことに)楽しみだけどドキドキしている。車に気を付けて登校したい」と笑顔だった。

 

新1年生に黄色いワッペンが贈られた