山本氏が出馬会見 衆院和歌山1区補選
衆院和歌山1区補欠選挙(11日告示、23日投開票)に政治家女子48党が擁立を発表している新人で党職員の山本貴平氏(48)が6日、県庁で記者会見し、立候補を表明した。
山本氏は東京都在住で、物流会社社員などを経て旧NHK党職員となり、受信料に関する相談などを受けるコールセンターの業務を担当。これまでに北海道、岡山県などで参院選に3回立候補し、衆院選への挑戦は今回が初めてとなる。
会見では、女性の政治進出の促進、NHK受信料の公平負担などの政策に意欲を示した。
和歌山については「気候が温暖で果物や魚、世界遺産などが有名。観光地として魅力的だ」と述べ、道路などのインフラ整備、人口減少対策、農産物の地産地消などに取り組むと話した。
選挙期間中、選挙区に入るのは告示日のみの予定で、SNSやインターネットを通じて活動するとしている。
1区補選には山本氏の他、自民党元職の門博文氏(57)、日本維新の会新人で前和歌山市議の林佑美氏(41)、共産党新人で党県常任委員の国重秀明氏(62)が立候補を準備している。