大地震被害のトルコへ 和産協が義援金

和歌山県産業資源循環協会(和産協、和歌山市十三番丁)は、トルコ南東部地震への義援金100万円を県に寄託した。

受け渡しは3日、県庁で行われ、武田全弘名誉会長と松田美代子会長が、岸本周平知事に目録を手渡した。

義援金は、「被災地の映像を見て、役に立ちたいと思った。トルコのために、何かしなければ」という松田会長の思いに共感した、同協会内の43社が協力。県を通して駐日トルコ共和国大使館へ届けられ、被災者への支援や被災地の復興に役立てられる。

松田会長は、協力してくれた会社への感謝とともに、「和歌山はトルコとのつながりが強いので、胸を痛めていた人も多かったのではないか。小さなことかもしれませんが、日本の和歌山からも応援していると伝えたい」と話した。

同会では日頃から、災害廃棄物処理に関する勉強会を開くなど、協力体制の強化などにも努めている。

目録を手に(左から)武田名誉会長、岸本知事、松田会長(和産協提供)

目録を手に(左から)武田名誉会長、岸本知事、松田会長(和産協提供)