37人が入学 和歌山市医師会看護専門学校
和歌山市医師会看護専門学校(同市西高松)で6日、第24期生の入学式が行われ、37人(男子6人、女子31人)が看護師の道を目指し大きな一歩を踏み出した。
式で森喜久夫校長は「新型コロナ感染症が完全に落ち着くまでは、マスクをし、密を避け、感染対策を徹底した授業をしないといけない。本当に大変だけどよろしくお願いします」と話した。
さらに、細菌学者、野口英世の言葉「天才なんてあるものか。あるのは努力だけだ。誰よりも3倍、4倍、5倍、努力勉強する者、それが天才だ」を紹介し、「この言葉を常に頭に浮かべて勉強し、また、きょうの日の感激を忘れることなく、3年後看護師となってください」とエールを送った。
新入生を代表して高根愛那さん(18)が「思いやりのある優しい看護師になりたいです。私たち24期生は初心を忘れることなく、互いに切磋琢磨(せっさたくま)しながら成長していきます」と宣誓した。
高根さんは、小学生の時、弟が生まれてくる瞬間に立ち会い、その時の看護師や助産師の母親への優しい声かけや配慮に感銘を受け、看護師を目指したといい、「学生生活も楽しみつつ勉強に励みたい」と笑顔で話した。