みんなの手本に 大新交通少年団に11人入団

和歌山市新大工町の市立大新小学校(松本頼子校長)で2日、本年度の大新交通少年団の入団式が行われ、6年生3人と5年生1人、4年生7人の計11人が団員に加わった。同団は1981年に結成。団員は小学4~6年生の希望者が務め、下級生らの見本となるよう、勉強会などを通して交通マナーなどを身に付けていく。

式には県警のマスコット「きしゅう君」も参加。団長を務める神屋敷久美さんが「お互いに助け合うことで絆を深め、1年後には立派な大新のリーダーになってほしいと思う」とあいさつ。東署交通課企画係の阪井裕介係長が「仲良く活動して交通ルールを覚え、お手本になるよう守り、それをみんなに教えてあげて、友達が交通事故に遭わないようにしてあげてほしい。活躍を期待している」と祝いの言葉を述べた。

児童らは同団のモチーフである赤いスカーフを首元に巻き、声を合わせて「ちかいのことば」を読み上げた。

4年生の時にも団員だったという、6年生の東堂茜音さんは「みんなに交通ルールを守ってもらえるよう、お手本になりたい」と意気込みを語った。

 

入団式で笑顔の新団員ら