働く車かっこいい 和歌山市駅前でイベント
警察や消防、自衛隊などの「はたらくクルマ」が集まるイベントが13日、和歌山市駅前広場で始まった。14日も開催予定だが、天候などにより変更の可能性がある。
一般社団法人市駅グリーングリーンプロジェクト(谷澤博司理事長)が主催。
13日は「交通安全」をテーマに、パトカーやサインカーなどを展示。主に災害時に輸送用などとして使用される高性能救助車など、珍しい車両も並び、訪れた家族連れらは乗車体験や記念撮影を楽しんでいた。
日本自動車連盟(JAF)和歌山支部による、子ども安全免許証の発行もあり、同市の本田桜子ちゃん(5)は、「免許証を作れてうれしい。次はパトカーに乗りたい」と笑顔。将来は警察官になりたいという、花田優牙くん(4)は、「パトカーとか、いろんな車に乗れて楽しかった」と話した。市民図書館では関連企画として交通安全教室も開かれた。
14日は「防火・防災」をテーマに実施。自衛隊災害救援車両「メガクルーザー・オートバイ」、消防車「ポンプ車」、レッカー車などが並び、乗車体験や、子ども防火服・自衛隊制服(陸海空)などの制服試着体験もできる。
その他、スーパーボールすくいや輪投げなどの縁日コーナーや、キッチンカーも出店。和歌山市駅開業120年記念グッズなども販売している。午前11時から午後4時まで。
谷澤理事長は「遊びの中で、自然に、交通安全や防災などを考えるきっかけになればうれしい。イベントなどを通して、市駅一帯を近く感じてほしい」と話していた。