舞妓はん、たま神社へ 大京都展大入り祈願

和歌山市友田町の近鉄百貨店和歌山店で4年ぶりに開かれる物産展「第10回大京都展」(17~23日)の大入りを祈願しようと、京都の食品や工芸業者による京都名店会の関係者と京都・祇園東の舞妓(まいこ)、満彩尚(まさなお)さん(20)が16日、紀の川市貴志川町の和歌山電鐵貴志駅「たま神社」を参拝した。

これまでは京都・宮川町の舞妓、ふく珠(たま)さんが2017年から3年連続で参拝。17年は1割増、18年は2割増と売り上げが毎回前年を上回っていることから、19年にはお礼参りも兼ねて参拝していた。

ふく珠さんは芸子に「衿替(えりかえ)」したことから、ことし初めて満彩尚さんが参拝。「いちご電車」に揺られて同駅に到着した満彩尚さんは、ニタマ駅長と一緒にたま神社を参拝し、生八つ橋を供えて大入りを祈願した。

同駅には初めて訪れたといい、「テレビで見たことがあってすごく前から寄せてもらいたかった。(ニタマは)おとなしくてかわいらしく、思っていたよりふわふわどした」とにっこり。

大京都展については「京都のおいしいもんや工芸品など、ええところがぎゅっと詰まっているので、ぜひ寄っていただけたらうれしいどす」と笑顔でPRした。

初日の17日には、同店で満彩尚さんの舞の披露もあり、「お扇子の使い方や手先まで見ていただけるとうれしいどす」と話し、「京都にも遊びに来ていただけるように舞わせてもらいます」と意気込んでいた。

祈願する満彩尚さん㊨とニタマ駅長

祈願する満彩尚さん㊨とニタマ駅長