ワンリーズが3連覇 県バスケ選手権

男子プロバスケットボールリーグ(B.LEAGUE)への参入を目指す、ONELYSwakayama(ワンリーズ和歌山)は、5月に和歌山市中之島の県立体育館で行われた「第6回県総合バスケットボール選手権大会」で優勝。5日には同球団のメンバーらが、和歌山市役所に尾花正啓市長を訪ね、喜びを報告した。

同チームは準々決勝でINVINCIBLEを91―47、準決勝で和歌山トライアンズを93―77、決勝でD―rideを81―66で撃破し、2021年の球団創設以来、3連覇を果たした。9月に行われる「第99回天皇杯・第90回皇后杯全日本バスケットボール選手権大会」への出場が決定。1次リーグを突破し、2次リーグでプロへの勝利を目指す。

尾花市長はメンバーを迎え、大戸一輝選手に記念品を贈呈。跡部遥規(あとべはるき)主将は、「たくさんの方が大会に来てくれたのがうれしい。子どもに技術やパッションを伝えるため、これからも精進したい」と話した。

尾花市長は、同球団の今後の活躍に期待を寄せ「県の代表として、練習の成果を出してほしい」と激励した。

上田頼飛(よりたか)球団代表は、子どもたちの憧れをつくる一歩目ができたのが一番の成果だとし、「一人でも多くの人の楽しみになりたい。全力で楽しみながら、和歌山の方とバスケ以外の交流もできたら」と話した。

 

尾花市長(後列左から4人目)を訪問したワンリーズ和歌山のメンバーら