涙と笑顔でゴール! ハイハイレース
乳幼児が両手・両足・両膝を使い、ゴールを目指す「ハイハイレース」が21日、和歌山市延時のJPCスポーツ教室延時店で開かれた。
NPO法人ホッピングが運営する和歌山市地域子育て支援拠点「komodo(コモド)」と、「ドレミひろば」が主催。
短いハイハイ時期を思い出に残してほしいと昨年から年に2度開催し、今回で3回目。
出場資格は、ハイハイのできる未歩行の赤ちゃん。生後9カ月から1歳まで30組の親子が参加した。
レースはマットが敷かれた約5㍍のコースを6人で競った。
スタートと同時に両親がゴールに走り、お気に入りのおもちゃを持って誘導。
一目散にゴールを目指したり、驚いて泣き出してしまったり、個性豊かな動きを見せる子どもに、両親は大きな声援を送りながら、わが子をゴールまで一生懸命に導いた。
レース後、1位には記念のかんむりがプレゼントされ、参加した親子は記念撮影を楽しんだ。
圧倒的な速さで1位を獲得した同市の小川笑吉くん(11カ月)の母は「楽しかった。ぶっちぎりの速さだったのでびっくり。元気でいつも笑顔の子どもに育ってほしい」とにっこり。
コモドの松原こずえ統括マネージャーは「今しかないハイハイ期に、同じ世代の子どもと交流し、記念に残る日になってほしい」と話した。