涼感じるおもてなし グランヴィアで打ち水
和歌山市友田町のホテルグランヴィア和歌山は、地球温暖化対策を呼び掛ける「クールアース・デー」の7日、気温を下げて涼を得る夏の風物詩「打ち水」を行った。
昨年から、同施設を運営するJR西日本ホテルズが環境を考えて取り組む「JR西日本ホテルズ夏のSDGs Month」の一環。10のグループホテルが一斉に打ち水を実施。
同ホテルでは、浴衣や法被を着たスタッフ6人が正面玄関に集まり、合図に合わせてひしゃくで水をまいた。
午後6時ごろからは、消費電力を削減し、地球環境に配慮した取り組みの一つとして、施設内のホテルズカフェ・パスワードの照明を一部消灯。廃油を活用して手作りしたキャンドルライトに明かりをともし、夏の夜を幻想的に彩った。
打ち水は今後も行い、他にも、宿泊者にうちわの配布やパブリックスペースの冷房設定温度を通常時より1度上げ、省エネに取り組む。
同ホテル営業企画グループの中山美佳課長代理は「エコや節電に取り組み、温暖化に対して改めて考えてもらえれば。同時に涼しさも感じてください」と話した。