次世代経営塾を開講 きのくに信金が4年ぶり

きのくに信用金庫(田谷節朗理事長)は7月28日から来年1月まで、次世代経営者を支援する「きのくにサクセスクラブ次世代経営塾」を開講。全6回の講座を通じて、経営者としての知識や見識を学び、広げる場を提供する。

同金庫は、地元中小企業の次世代の担い手に、経営者として必要なスキルやノウハウを身に付け、人脈形成の場にしてもらおうと2012年から「若手経営者育成講座」をスタート。これまでに計8回開催し、約200人の卒業生を輩出。コロナ禍を経て、4年ぶりの開講となることしは内容を一新し、県内や大阪南部の46社から次世代経営者を目指す49人が参加する。

若手経営者や後継ぎ予定者、経営幹部らが対象。講座は、各種経営支援を行うインクグロウ㈱と連携し、経営者としての知識と見識の習得、自ら考え実践する力の獲得、ともに学び合う同志の発見を3本柱に展開する。

同金庫は「『学びと実行』、そして意欲の高い仲間との『出会いと刺激』の場を提供できれば」と話している。