海南サクアスに登録証 道の駅9月2日オープン

9月2日にグランドオープンする海南市発の道の駅「海南サクアス」(下津町小南)の登録証の伝達式が26日、海南市役所で行われた。

同施設は2018年度の海南市道の駅基本構想から始まり、国土交通省と市が一体となり整備を進めてきた。地域資源とその魅力を発信する場として産直マルシェや鮮魚店、紀州漆器の特産品を展示、販売するスペースなどを設置。備蓄倉庫や非常用電源、防災トイレなど防災機能も併せ持ち、大規模災害時には、下津町地域の救助活動拠点になる予定。

式では国土交通省近畿地方整備局和歌山河川国道事務所の奥野真章所長が、神出政巳市長に登録証を手渡した。

神出市長は「道路利用者の利便性向上だけでなく、地場産品や、さまざまな市の観光資源を市外、県外の人にも広く知ってもらい地域全体の活性化につなげたい」とあいさつ。

奥野所長は「地域を盛り上げる起爆剤になることを期待している」と話した。現在整備はおおむね完了。9月2日午前中に開駅式典を行い、正午からのグランドオープンを予定している。

これまで近畿2府4県の道の駅登録数は、和歌山は兵庫と並び35カ所で同率トップだったが、今回の登録により最多となった。

 

登録証を手に神出市長㊨と奥野所長