温度管理に注意を 「食中毒ゼロ」へ街頭啓発
海南保健所と海南海草食品衛生協会は1日、スーパーセンターオークワ海南店(和歌山県海南市築地)前で「食中毒ゼロ」を呼び掛ける街頭活動を行った。
8月の「食品衛生月間」に合わせた啓発活動で、保健所、同協会、神出政巳市長、同市の職員ら計15人は、「食中毒ゼロ宣言」のたすきを掛け、夏季に多くなる食中毒への注意を呼び掛けた。
神出市長は「海南海草管内では近年、食中毒が発生していない。ことしも発生ゼロを目指して啓発活動をよろしくお願いします」とあいさつ。
職員らは、「食品衛生月間」ののぼりを立て、予防のポイントが記されたポケットティッシュ200個を買い物客に手渡し、市民らに対策を求めた。同協会の河村忠比古会長は「食品は10~60度が腐りやすい温度。放置せず冷蔵庫を活用するなどして温度管理をしてほしい」と話した。