たま大明神鎮座8周年 絵本の表紙公開
和歌山電鐵㈱(和歌山市伊太祈曽、小嶋光信社長)の名誉駅長「たま」が大明神となり、たま神社に鎮座し8年となるのを記念した式典が12日、紀の川市貴志川町神戸の貴志駅で行われた。
式典では、小嶋社長が、貴志駅駅長で、烏帽子(えぼし)をかぶった、たま神社のニタマ宮司を抱いてあいさつ。「コロナで3年間大変苦しみ、伊太祈曽駅が風水害に遭うなどいろんなことがあったが、きょうを迎えることができたのはたま大名神が守ってくれたのではないかと思う」と述べた。
12月に発売を予定しているたま駅長の絵本の情報を発表。
題名は『ねこのえきちょうさん たま』で、りりしい表情のたまが描かれた表紙の絵を初公開した。
小嶋社長は、ニタマ宮司と伊太祈曽駅のよんたま駅長とたま大明神を祭る構内の祠(ほこら)に参拝し手を合わせた。
特製の御朱印の頒布や写真撮影会が行われ、訪れた人たちの人気を集めていた。