可能性は無限大 ミセスの和歌山大会
年齢にかかわらずチャレンジ精神を持ち続ける女性を応援するコンテスト「ミセス・オブ・ザ・イヤー2023」和歌山大会(同事務局主催、本紙など後援)が11日、和歌山市のダイワロイネットホテル和歌山で行われた。4部門に、書類・面接審査を通過した14人が出場。ウオーキングやスピーチ内容が審査され、グランプリが決まった。各部門の入賞者らは11月に東京で開かれる日本大会に出場する。
同コンテストは「自身にリミットをつくらず、エイジレスにボーダーレスにジェンダーレスにチャレンジをし続ける、愛と感謝に溢れたカッコいい女性になろう」をコンセプトに、2020年にスタート。和歌山では21年から実施され、22年度は全国47都道府県で開かれた。
この日のオープニングでは、昨年の和歌山大会ファイナリストで、特別賞を受けた書家の北原美麗さんがパフォーマンスを披露。大胆な筆遣いで、和歌山大会のコンセプトである「可能性は無限大」という文字を書き上げた。
昨年の和歌山大会、日本大会でグランプリを獲得し、世界大会でもグランプリに輝いた同市の西本桂子さんらが審査を担当。ファイナリストは30秒間のスピーチでは出産や仕事、病気の克服など、それぞれの人生経験を踏まえての思いや今後の夢などをアピールした。
7人の審査員と来場した約300人の投票審査の結果、ゴージャス部門(25歳以上の婚姻歴のない女性)は高橋花鈴さん、ブリリアント部門(20~42歳)は原のどかさん、プレシャス部門(43~60歳)は塚田有香子さん、エターナル部門(61歳以上)は峰幸代さんがそれぞれグランプリに輝き、特別賞に三木恵里加さんが選ばれた。
ミセス・オブ・ザ・イヤー和歌山統括プロデューサーを務める宮本ゆきよさん(58)は、「誰もが輝け、全ての人に、気付いていない可能性があると伝えたい。大会本部から『和歌山は地方レベルではない』という評価を頂き、可能性はどんどん広がっているのを感じます。これを関西の元気につなげていきたい」と話していた。