子どもたちの絵画紹介 カンボジア養護施設展
和歌山県海南市出身のメアス博子さんが代表を務める、カンボジアの児童養護施設「スナーダイ・クマエ」の絵画展が25日から27日まで、フォルテワジマ4階小ホール市(和歌山本町)で開かれる。
子どもたちの絵画・オリジナルグッズなどの販売も行う。学校法人田原学園(慶風高校インターアクトクラブ)と和歌山アゼリアロータリークラブが後援。
同施設では、身寄りのない子ども、虐待から保護された子どもらが暮らし、母子家庭の支援も行っている。現在は小学生から高校生までの16人が共同生活を送り、学校に通う中、子どもたちの高校卒業後の自立を目的に、独自の教育プログラムを実践しており、その一つとして絵画教室を設けている。
国からの同施設への補助は一切なく、支援に頼ることとなっているが、近年は独自事業の魚の養殖やTシャツ・絵はがきの販売などで運営費を捻出している。
絵画展での収益金は全て同施設の運営費に充てられる。
午前10時から午後5時まで。問い合わせはフォルテワジマ(℡073・488・1900)。