四箇郷Iが初代王者 和市学童野球西田工業杯

和歌山市軟式野球連盟学童部東支部の、「第1回㈱西田工業杯学童野球大会」が17、18日、同市有本のせせらぎグラウンドなどで行われ、A級決勝では、四箇郷少年野球クラブⅠが四箇郷Ⅱを9―3で下し、C級では、太田宮北少年野球クラブが岡崎スマイルズ野球クラブを3―2で破って、本大会の初代王者となった。

◇A級決勝

四箇郷Ⅰ
四箇郷Ⅱ

 

A級優勝を果たした四箇郷少年野球クラブⅠ

A級優勝を果たした四箇郷少年野球クラブⅠ

 

◇C級決勝

岡崎
太田宮北 1×

 

C級を制した太田宮北少年野球クラブ

C級を制した太田宮北少年野球クラブ

 

本大会は、A、C級ともに支部内の8チームが参加し、トーナメント形式で争われた。

四箇郷対決となったA級決勝は1回表、四箇郷Ⅰが無死一、二塁から、高橋の左越三塁打で2点を先制し、上西と山口の適時二塁打で、初回に一挙4得点を挙げた。対する四箇郷Ⅱは1回裏、1死から田村と石丸の連打で二、三塁の好機をつくり、捕逸と遊ゴロの間に2点を返した。

2回表に四箇郷Ⅰは、高橋の中越の2点走本塁打で追加点。4回裏までは、四箇郷Ⅰは先発の山口が、四箇郷Ⅱは3番手の田村が好投し、ゼロ行進を見せた。その後、四箇郷Ⅰは5回に2点を追加し、6回には森本の走本塁打で9点目を挙げた。四箇郷Ⅱは6回裏に反撃するも1得点で試合終了。四箇郷Ⅰが四箇郷Ⅱを9―3で下して、頂点に立った。

四箇郷Ⅰの雑賀寛監督(67)は、大会を通して失策が少なく、長打も多かったといい、「走、攻、守でみんなが頑張ってくれた。市と県の大会も優勝し、勝って終わりたい」と話した。

C級決勝は、岡崎と太田宮北が接戦を展開した。太田宮北は、2―2の同点で迎えた4回裏、太田主将が三遊間を破って二塁走者が生還し、劇的なサヨナラ勝ちを収めた。

太田宮北の前田寛監督(75)は、「全体的にエラーも少なく、こつこつとつないでよく頑張ってくれた」と振り返った。

A級優勝の四箇郷少年野球クラブⅠ、準優勝の四箇郷Ⅱ、C級優勝の太田宮北少年野球クラブ、準優勝の岡崎スマイルズ野球クラブのメンバーは次の皆さん。

【四箇郷少年野球クラブⅠ】監督=雑賀寛▽主将=上西翔彪▽選手=垣本琥太郎、山口裕誠、田中快虎、尾崎蒼、深瀨圭偉、森琥珀、高橋楓磨、迫田登真、森本梁太、大仲一絆、田中紅羽、尾崎誉

【四箇郷少年野球クラブⅡ】監督=坂本和彦▽主将=田村海翔▽選手=鈴木大翔、石丸クイル、増田啓利、森優月、柴田隼佑、池田倫太郎、西悠仁、津本陸煌、新里成唯、小柳伶愛、芝崎陽希

【太田宮北少年野球クラブ】監督=前田寛▽主将=太田東磨▽選手=慈幸慶之、池田伊織、三木将輝、鳥山鉄勝、熊ノ郷楓利、熊ノ郷一透、前山智輝、吉野誓真、前山悠輝、小河舜、西山諒、有本正輝

【岡崎スマイルズ野球クラブ】監督=井邊忠樹▽主将=若尾広庸▽選手=兒嶋陽来、山﨑煌夜、河村遼、長野智希、西本倭颯、若尾正庸、藤木悠人、楠戸悠羽、安田渉真、奥遥之丞、久保海葵、八木統哉、庄田悠人、安田妃菜