企業を知る貴重な機会 YEGエキスポ盛況

和歌山県内の企業が集まる展示商談会「第5回YEG EXPO」が26日、和歌山市七番丁の和歌山城ホール展示室で開かれ、ビジネスマッチングなどの新たな事業の創出や、地域経済の循環を目指し、盛況だった。

和歌山商工会議所青年部(=和歌山YEG、久保田善文会長)が主催。異業種の若手経営者が一堂に会するイベントで、300人以上が来場し企業間交流や事業PR、講演会などが行われた。

和歌山YEGに所属する企業36社が出展し、展示商談会や電動バイクの試乗、グルメ販売などのブースが並んだ。

フリーマガジンのリズムやリビングを発行する㈱和歌山リビング新聞社は、書籍やフリーペーパーを並べ、来場者にアピール。同社営業部の木村博信部長は「県内に広くPRできることが強みだと知ってもらい、困り事を解決するお手伝いができたら」と話した。

㈲バイクショップM’sの電動バイクなどの試乗ブースでは、来場者がアシスト付き電動自転車や電動キックボードを体験。試乗した前田純輝さん(34)は「気軽に試乗ができていろいろな質問ができた。一つの企業が複数の事業をしていることもあり、エキスポでは幅広く知ることができる」と言い、バイクショップM’sの眞下雅美さんは「流行の電気の乗り物を知ってもらえ、会社のことも知ってもらえる貴重な機会。積極的にPRしていきたい」と話した。

講演ブースでは、城善建設㈱の依岡善明代表取締役社長、㈱信濃路の西平都紀子代表取締役会長の講演会もあった。

同イベントを企画運営する和歌山YEG仕事をつくる委員会の西中孝樹委員長は「企業が一堂に集まり、PRできる良い機会。ビジネスマッチングや企業間の交流が深まれば」と話した。

各ブースで自社の取り組みを紹介

各ブースで自社の取り組みを紹介