インドの伝統工芸士5人が実演 近代美術館で
インドの伝統工芸士による制作のデモンストレーションが見られるイベントが13、14日、和歌山市吹上の県立近代美術館1階で開かれる。
在大阪・神戸インド総領事館が主催し、近畿各地を巡回するイベントで、県とインド・マハラシュトラ州の相互交流の覚書締結10周年を記念し、和歌山でも開催。インド外務省の外郭団体であるインド文化関係評議会が、インドの人間国宝にあたる「ナショナルアワード」認定の伝統工芸士5人を派遣する。
来館するのは、木彫り工芸のフィローズ・カーンさん、箔押しのディネッシュ・クマール・ソニさん、彫刻画のビジャヤラクシュミ・スワインさん、ミティラー画のマムタ・デヴィさん、木版染めのラザク・カトリさん。インド伝統の手仕事の技を間近で見られる貴重な機会となっている。
午前11時から午後3時半まで。問い合わせは同館(℡073・436・8690)。