未利用魚を活用 サンクシェールがランチ
和歌山市七番丁のダイワロイネットホテル和歌山のレストラン、サンクシェールは、すさみ町で取れた未利用魚を使った地産地消のランチメニューを提供している。12月31日まで。
すさみ町では漁師の高齢化などから伝統漁法「ケンケン漁」の継承や漁獲量の減少が課題となっている。また漁獲された魚の中には「小さい」「扱いが難しい」「採算が合わない」などの理由で市場に出回らず廃棄される現状がある。この「もったいない」をおいしく食べようと同レストランが企画。さらに、フードロス削減を目指してショッピングサイトを運営する「クラダシ」が魚の卸販売を担当。小さな子どもを持つ家族をターゲットに関東でファミリーレストランを展開する「100本のスプーン」がメニュー開発に関わっている。
メニューは「オキザワラ」を使ったムニエルやローストなどで、ランチタイムのみの提供。ランチの営業時間は午前11時半から午後2時半まで。問い合わせはサンクシェール(℡073・435・0390)。